金沢市議会 > 2015-09-02 >
09月02日-01号

  • "年度金沢市営地方競馬事業費特別会計補正予算"(/)
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  1. 金沢市議会 2015-09-02
    09月02日-01号


    取得元: 金沢市議会公式サイト
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    平成27年  9月 定例月議会          平成27年9月2日(水曜日)-----------------------------------◯出席議員(37名)     議長  福田太郎     副議長  森 一敏     1番  上田雅大      2番  小間井大祐     3番  坂本泰広      4番  松井 隆     5番  中川俊一      6番  熊野盛夫     7番  大桑初枝      8番  広田美代     9番  源野和清      10番  長坂星児     11番  前 誠一      12番  麦田 徹     13番  高  誠      14番  喜多浩一     15番  下沢広伸      16番  高岩勝人     17番  野本正人      18番  久保洋子     19番  松村理治      20番  清水邦彦     21番  黒沢和規      22番  山本由起子     24番  小阪栄進      25番  小林 誠     26番  秋島 太      27番  角野恵美子     28番  宮崎雅人      29番  玉野 道     31番  松井純一      32番  安達 前     33番  澤飯英樹      34番  中西利雄     36番  横越 徹      37番  田中展郎     38番  高村佳伸◯欠席議員(1名)     30番  森尾嘉昭-----------------------------------◯説明のため出席した者 市長        山野之義   副市長       丸口邦雄 副市長       濱田厚史 公営企業管理者   桶川秀志   教育委員長代理   河野俊寛 市長公室長     当田一博   都市政策局長    相川一郎 総務局長      宮本伸一   経済局長      八田 誠 農林局長      村本広之   市民局長      詩丘樹持 福祉局長      平嶋正実   保健局長      越田理恵 環境局長      蚊戸 進   都市整備局長    野口広好 土木局長      浅川明弘   危機管理監     林 昭一 会計管理者     不破 哲   教育長       野口 弘 消防局長      小谷正利   市立病院事務局長  太村正信 財政課長      松田滋人-----------------------------------◯職務のため出席した事務局職員 事務局長      林 充男 議事調査課長    中宗朋之   議事調査課担当課長 小村正隆 調査係長      三傳敏一   議事係長      外川 奨 主査        八木淳介   主査        太田豊司 主任        喜多泰正   主任        渡邉泰介 主任        酒井敏正   書記        松田宏志 総務課担当課長   橋高祐二   主査        齊藤哲朗-----------------------------------◯議事日程(第1号)  平成27年9月2日(水)午前10時開議 日程第1 議席の一部変更 日程第2 議案第14号 平成27年度金沢市一般会計補正予算(第2号)      議案第15号 平成27年度金沢市営地方競馬事業費特別会計補正予算第1号)      議案第16号 金沢市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例制定について      議案第17号 町の名称の変更に伴う関係条例の整理に関する条例制定について      議案第18号 金沢市食の安全・安心の確保に関する条例制定について      議案第19号 金沢市情報公開及び個人情報保護に関する条例の一部改正について      議案第20号 金沢市職員退職手当支給条例及び職員の再任用に関する条例の一部改正について      議案第21号 金沢市手数料条例の一部改正について      議案第22号 金沢市印鑑条例の一部改正について      議案第23号 金沢市地区計画等の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部改正について      議案第24号 工事請負契約の締結について(次期廃棄物埋立場埋立地整備工事)      議案第25号 工事請負契約の締結について(次期廃棄物埋立場外周道路周辺造成工事(西工区))      議案第26号 工事請負契約の締結について(大浦千木町線金腐川橋梁新設工事左岸下部工))      議案第27号 工事請負契約の締結について(金沢市立泉小学校校舎新築工事建築工事))      議案第28号 工事請負契約の締結について(金沢市立泉中学校校舎改築工事建築工事))      議案第29号 金沢市自転車等駐車場指定管理者の指定について      議案第30号 金沢市老人福祉センター指定管理者の指定について      議案第31号 金沢市児童館の指定管理者の指定について      議案第32号 町及び字の区域並びに町の名称の変更並びに字の区域の廃止について      議案第33号 市道の路線認定について      議案第34号 市道の路線廃止について      議案第35号 市道の路線変更について                           (提案理由説明)-----------------------------------◯本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)に同じ-----------------------------------     午前10時2分 開議 △開議 ○福田太郎議長 ただいまから平成27年度定例金沢市議会を再開し、9月定例月議会を開きます。 本日の出席議員数は、ただいまのところ37名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~会議録署名議員の指名 ○福田太郎議長 今定例月議会における会議録署名議員の指名を行います。 7番  大桑初枝議員 8番  広田美代議員 9番  源野和清議員 以上、3名の方々を指名いたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諸報告 ○福田太郎議長 次に、今定例月議会までに議長において決定した議員の派遣については、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたしておきます。 また、地方自治法第121条第1項の規定により今定例月議会に説明のため出席を求めた者は、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたしておきます。 なお、上着の着用は御自由に願います。     〔議員の派遣については本号末尾参照〕     〔説明員の氏名は本号末尾参照〕~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~会議期間福田太郎議長 次に、今定例月議会会議期間は、本日から9月15日までの14日間といたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △議席の一部変更 ○福田太郎議長 これより、日程第1議席の一部変更を議題といたします。 議員の所属会派の異動に伴い、議席の一部を会議規則第4条第3項の規定により変更いたしたいと思います。 まず、変更後の議席番号及び氏名を事務局長に朗読させます。 ◎林充男事務局長  2番  小間井大祐議員 3番  坂本泰広議員 4番  松井 隆議員 5番  中川俊一議員 以上です。 ○福田太郎議長 お諮りいたします。 ただいま朗読したとおり、議席の一部を変更することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田太郎議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいま朗読したとおり議席の一部を変更することに決定いたしました。 ただいま決定しました議席にそれぞれお着き願います。     〔議席移動〕~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議案上程福田太郎議長 次に、日程第2議案第14号平成27年度金沢市一般会計補正予算(第2号)ないし議案第35号市道の路線変更について、以上の議案22件を一括して議題といたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~提案理由の説明 ○福田太郎議長 市長から提案理由の説明を求めます。 山野市長。     〔山野之義市長登壇〕 ◎山野之義市長 本日、ここに各位の御参集をいただき、平成27年度金沢市議会9月定例月議会が開かれますに当たり、市政の概況と提出議案の大要につきまして御説明を申し上げます。 さて、この春の北陸新幹線金沢開業から半年近くがたちました。新幹線の利用者数がこれまでの在来線の特急の3倍を超え、また、市内の文化施設入館者数が3割、ホテル、旅館等の宿泊者数が2割増加するなど、まちに元気とにぎわいがもたらされております。 こうした中で、新幹線効果を持続させることはもちろん、本市が一段と輝くよう、飽くなき挑戦を続けていくことが大切であり、アフター新幹線を見据えた、まちのビジョンである世界の交流拠点都市の実現に向けて、重点戦略計画の着実な推進に全力を尽くしてまいらねばなりません。 折しも、政府は、デフレ経済からの脱却と持続的成長軌道への道筋を確かなものとするため、財政・金融政策成長戦略の推進を最優先課題に掲げ、その一環となる地方創生を打ち出しておりますことから、市としてもこれに呼応して、本市重点戦略計画をベースとしながら、産業の活性化や雇用の創出、子育て支援、定住の促進等の施策に重点を置いた金沢版総合戦略を来月中にも策定してまいりたいと存じます。 あわせて、過般開かれた連携中枢都市圏の形成に向けた周辺自治体首長会議において、石川中央都市圏ビジョンを策定していくことが確認されましたので、この取りまとめ作業を急ぐとともに、各市町と力を合わせ、その実践に取り組み、圏域全体の活性化を目指してまいる所存であります。 そうした中で、まずは元気な地域づくりに向けて、先月29日から、個人消費を喚起するための商店街プレミアム商品券の発売を開始するとともに、かねてより整備が進められている片町A地区の再開発ビル片町きらら」の商業施設が今月18日に先行オープンいたしますことから、引き続き、整備を支援してまいりますほか、あわせて、周辺商店街で相次いでいるファッション関連店舗の出店への支援を行うなど、市中心部における集客力の向上に努めているところであります。 加えて、今回の補正予算において、景気を下支えするための公共事業費を追加いたしますほか、新幹線開業の追い風を最大限に生かした企業の誘致やポートセールスに努めるとともに、市内中小企業国際見本市等への出展を支援してまいりたいと存じます。 一方、観光面では、新幹線時代にふさわしい観光戦略プランの策定に向けて、近く、有識者や観光事業者等から成る検討委員会を立ち上げ、外国人旅行客の誘致やMICEの推進、人材の育成などを盛り込んだ戦略を年度内をめどに取りまとめることとしておりますほか、あわせて、魅力ある着地滞在型観光の推進を目指し、金沢版DMO--観光マネジメント組織のあり方を検討してまいりたいと存じます。また、新たな広域観光周遊ルートの構築に向けて、来月には、北陸飛騨3つ星街道の首長による広域連携サミットを開催することとしており、インバウンド--訪日外国人旅行対策の強化にも努めてまいります。 さらに、増加傾向にある来街者等の受け入れ体制を充実するため、来月から、ひがし茶屋街及び長町周辺において公衆無線LANの運用を開始するとともに、武蔵地区で予定されている、外国人買い物客向け消費税免税手続共同カウンターの設置を支援してまいりますほか、市文化施設におけるクレジットカードや交通系ICカードが利用できるシステムの導入に向けて、整備に着手することとしております。 一方、この秋には、各種イベントの集中的な開催により、まちのさらなる活性化を図ってまいりたいと考えております。すなわち、国際青年会議所--JCI世界会議金沢大会が11月3日から開催されることになっており、次代を担う世界の経済人約1万人が国の内外から本市に集まりますほか、11月15日には、かねて準備を進めてきた金沢マラソンがいよいよ開催の運びとなっております。また、9月18日からは金沢JAZZ STREETを、10月10日からはおしゃれメッセを相次いで開催するなど、秋季における金沢の発信とにぎわいの創出に努めてまいります。 加えて、新幹線の開業以降、本市で開催された学会等が既に170件を超えるなど、ここに来て、MICEの開催地として全国的にも知名度が高まっておりますことから、引き続き、さらなるMICEの誘致と開催へのきめ細かな支援に取り組んでまいる所存であります。 ところで、新幹線の開業によりグローバル化が一層進む中にあって、本市の個性ともいえる歴史や文化に立脚したまちづくりに、これまで以上に意を用いていかなければなりません。 その一環として、整備を目指している建築文化発信拠点施設についてでありますが、先般、検討懇話会から寺町台重要伝統的建造物群保存地区の入り口に位置する故谷口吉郎氏の生家跡が整備地に望ましいとの報告があり、加えて、国庫補助の導入など財源確保のめども立ちましたので、眺望や回遊性に配慮した施設の整備を目指し、基本・実施設計に着手してまいりたいと考えております。 また、国道の拡幅区域に該当する野町1丁目地内の市指定保存建造物「森紙店」についてでありますが、所有者から市に対して建物の寄附申し出がありましたので、引き家工法により、引き続き、現地で保存してまいりたいと存じますほか、市埋蔵文化財センターでは、重要文化財木柱根等を公開する金沢縄文ワールドの11月の開設を目指し、現在、整備を進めているところであります。 一方、新しい文化の創造では、5月に開催したユネスコ創造都市ネットワーク世界会議において、本市が異分野の連携等を提唱したのを受けて、早速、複数の都市から提案が寄せられましたので、今回、フランスのメディアアート都市、アンギャンレバン市等との間で連携事業に取り組むことといたしました。 ところで、都市インフラの整備についてでありますが、その青写真ともなる集約都市形成計画の策定に向けて、現在、基礎的調査の分析を進めておりますほか、中心市街地都市機能向上基本計画の年度内の策定に向けて、歩行者の回遊調査や駐車場の利用状況調査に取り組んでいるところであります。 また、都心軸沿線老朽ビル等の再整備に向けて、先般、片町A地区に続く周辺の権利者の方々との意見交換を開始したところであり、引き続き、地元の活動を支援しながら、市街地再開発等の早期事業化を目指してまいりたいと存じます。 さらに、新しい交通システムの導入についてでありますが、先般行った第2次金沢交通戦略の骨子案に係るパブリックコメントの結果等も踏まえ、今月より、バス専用レーンの時間帯を延長する交通実験を行い、新交通システム条件整備などについて検証するとともに、市民や関係団体を対象に、交通戦略に関する説明会を開催してまいりたいと考えております。 一方、環状道路の整備でありますが、海側幹線第4期区間の整備において、近く、金腐川にかかる橋梁の下部工事に着手いたしますほか、山側環状では、神谷内インターから東長江町インター間の4車線化に向けて、先月、神谷内トンネルの工事に着手したと施行者の国から伺っております。 このほか、かねて整備を進めている城北市民運動公園においては、屋内プール基礎工事が終わり、鉄骨の組み立て作業が開始されるなど、明年夏の完成に向けて整備が本格化しておりますほか、来月からスポーツ交流広場の供用を開始したいと考えております。 また、住環境の整備では、先般実施した空き家の現況調査の結果等を踏まえ、年内をめどに特別措置法に基づく空き家等対策計画を策定することとしておりますほか、適正管理の方策や移住、定住の受け皿としての利活用策を盛り込んだ仮称空き家条例の制定に向けて、鋭意準備を進めているところであります。 さて、少子高齢化が急速に進む中で、誰もが安心して生き生きと暮らせる社会づくりが急務となっております。 まず、お年寄りに対する施策では、介護保険制度持続可能性を高め、制度を支える現役世代の負担を抑制するための法律改正に伴い、先月から、一定以上の所得のある方を対象に、介護サービス利用者負担が引き上げられましたので、市としても、長寿安心プラン地域説明会の開催や保険料の通知等を通じて周知の徹底を図り、円滑な制度運営に万全を期してまいりたいと存じます。一方で、来月から看護師等コールセンターで24時間対応する、一人暮らしの高齢者の見守りサービスを開始いたしますとともに、今月中に大手コンビニエンスストアと協定を結び、認知症高齢者等への地域見守り体制を強化することとしております。加えて、老人福祉センター万寿苑の分館として準備を進めてきた十一屋生きがい交流館が来月開館の運びとなっております。 さらに、障害のある方への施策では、第4次障害者計画に基づき、グループホームの建設や障害児入所施設の改修を支援することとしておりますほか、障害者専用駐車場適正利用に向けたいしかわ支え合い駐車場制度のこの秋の導入に合わせ、利用証の交付や市有施設における専用駐車スペースの設置を進めてまいります。 また、子どもたちに対する施策では、今月より保育料の口座振替による納付方式を導入するなど、保護者の利便性の向上に努めてまいりますとともに、3月に策定した事業計画をもとに、今後、保育サービスの不足が見込まれる駅西地区等において、私立保育所の増築や改修費に対し支援を行うなど、利用定員の確保を図ってまいりたいと存じます。さらに、県と協調し、新たに、従前、保育対象となっていなかった在宅育児家庭に対する保育サービスをモデル的に実施することとしておりますほか、放課後における児童の健全育成に資するため、来月3日に市内31番目となる戸板児童館を開設してまいります。 一方で、近年、食の安全性を揺るがす事件が相次いでおります。本市では、一昨年、金沢の食文化の継承及び振興に関する条例が制定されたところであり、新幹線の開業により交流人口が拡大する中で、食の安全・安心の確保が一層重要な課題となっておりますことから、食品等の生産から販売までの監視、指導や危機管理体制の整備等を盛り込んだ、食の安全・安心に係る条例案を今回お諮りした次第であります。 ところで、この夏も全国的に記録的な猛暑に見舞われ、加えて、ゲリラ豪雨や巨大台風による被害が多発しております。地球温暖化の防止は、今や人類にとって待ったなしの課題であり、官民挙げて実効性のある取り組みを急がなければなりません。そうした中で、去る7月に国が温室効果ガス排出量削減目標を発表したのを受けて、現在、低炭素都市づくり行動計画改定作業を進めているところであり、年度内の取りまとめに向けて、来月には市民団体とのワークショップ等を開催することとしております。あわせて、ごみのさらなる排出抑制を図るための家庭ごみの有料化につきましては、これまで市民フォーラム町会連合会等との意見交換を実施してきたところであります。今後、フォーラム等で出された御意見や先行都市の導入事例を参考に、手数料の水準や必要な軽減措置等を盛り込んだ素案を作成したいと考えており、それをもとに廃棄物総合対策審議会の場で導入の是非について十分議論してまいりたいと存じます。 さて、教育に関してでありますが、本市教育行政大綱の策定に向けて、先般、2回目の総合教育会議が開催されたところであります。引き続き、学校教育振興基本計画と新生涯学習推進計画をベースとしながら、大綱のあり方について検討を重ね、来月にも取りまとめを行ってまいりたいと考えております。 また、中学校の通学区域につきましては、先般開催された通学区域審議会の答申を受けて、明年4月の通学区域の一部見直しに合わせ、指定校変更制度を拡充した上で、中学校学校選択制を廃止することが決まりましたので、今後、保護者への周知や進学相談への対応に努めるなど、円滑な実施に万全を期してまいります。 さらに、材木町小学校と味噌蔵町小学校の統合につきましては、現在、両校下で設置する統合協議会において校名や通学路等について検討を重ねているところであり、引き続き、明年4月の統合に向けた準備を鋭意進めてまいりたいと存じます。 一方、中央小学校芳斎分校の改築に合わせた仮称特別支援教育サポートセンターの整備でありますが、近く、学識経験者関係団体等からなる基本構想策定懇話会を立ち上げたいと考えており、年度末をめどに構想を取りまとめてまいります。 また、市立図書館では、先月、姉妹都市である韓国全州市の図書館から訪問団を受け入れたところであり、この秋には、金沢海みらい図書館と全州市の完山図書館との間で友好提携に関する合意書を締結したいと考えております。今後、既に友好提携図書館となっている中国蘇州市の蘇州図書館を含むトライアングル交流にもつながればと期待しております。 一方、金沢美術工芸大学でありますが、先月、交流協約を結んでいる中国の清華大学美術学院と共同で、教員の作品を集めた展覧会を金沢21世紀美術館で開催するなど、国際的な芸術交流の拡大を目指しているところであります。また、平成22年度の公立大学法人移行から5年余りが経過し、本年度末をもって第1期中期目標期間が終了するのを受けて、現在、新たな中期目標を策定中であり、次の定例月議会にお諮りしたいと存じておりますほか、学内における新キャンパス構想の年度内の取りまとめに向けて、内部委員で構成する検討会で鋭意作業を進めているところであります。 ところで、防災対策の強化についてでありますが、来月から、国や地方自治体が発信する災害情報をテレビ、ラジオ等を介して市民に伝達する、災害情報共有システム--Lアラートの本格運用が開始されますことから、先月末に策定を終えた避難勧告判断伝達マニュアルに沿って、同報防災無線金沢ぼうさいドットコムなど多様な媒体もあわせて活用しながら、市民への正確かつ迅速な情報伝達に一層努めてまいりたいと存じます。 次に、社会保障税番号制度についてでありますが、来月から市民の皆さんに個人番号を通知することになりますので、制度の周知に向けて、今月末よりパンフレットの全戸配布を行いますほか、来月5日より、本庁舎及び市民センター専用窓口を開設し、問い合わせ等に対応することとしております。明年1月からは個人番号を利用した行政サービスが、また、明年5月からはコンビニエンスストアでの証明書等交付サービスが始まりますことから、今回、必要となる条例案をお諮りした次第であり、今後とも個人情報の保護に十分留意しながら、制度の円滑な導入に万全を期してまいりたいと存じます。 重ねて、新幹線の開業により、本市は世界の交流拠点都市への歩みを大きく踏み出しました。そうした中で、国内外の多くの方々にこれまで以上に金沢の魅力を感じてもらうためには、何よりもまず、住む人一人一人が、市民であることに誇りを持ち、住み続けたいと願うまちを築いていくことが肝要であります。そうした意識を強く持って、山積する課題の解決、前進と、将来に向けた布石を着実に打つことに、私を初め職員一丸となって全身全霊を傾けてまいりたいと存じますので、引き続き、各位並びに市民の皆様の御支援、御協力をお願い申し上げます。 さて、今回提出した補正予算案は、地域経済活性化を初め、市民生活の安全・安心の確保や福祉施策の充実に関する経費の追加などが主な内容であり、全会計の補正額は19億6,260万9,000円となりました。 まず、経済関係では、外国人旅行者の受け入れ環境の整備や都心軸沿線への服飾専門店等の出店に対する助成枠を追加いたしますほか、農林関係では、イノシシ等による農作物被害を防止するための捕獲おりの設置等に対する助成枠を追加しております。 都市整備関係では、屋外広告物の撤去に対する助成枠を追加いたしますとともに、まちなか住宅建築奨励金などの助成枠を追加いたしました。 福祉関係では、小規模特別養護老人ホームの建設や私立保育所の増築、児童養護施設の改修等を支援してまいりますほか、教育関係では、国庫補助の内示を受け、中学校における校舎の耐震補強工事を前倒しすることとしております。 このほか、重要伝統的建造物群保存地区における建造物の修復工事等に対する助成枠を追加したほか、中期財政計画に基づく市債の繰上償還費を計上いたしました。 予算以外の議案では、さきに述べた金沢市食の安全・安心の確保に関する条例など条例案8件のほか、次期廃棄物埋立場埋立地整備工事に係る請負契約の締結や戸板児童館等の指定管理者の指定など、その他案件13件をお諮りし、報告案件として、公立大学法人金沢美術工芸大学の業務実績に関する評価結果など25件を報告しております。 以上が議案等の大要でございます。何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願い申し上げます。 ○福田太郎議長 提案理由の説明は終わりました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    △諸報告 ○福田太郎議長 この際、御報告いたしておきます。 地方自治法第180条第2項の規定により、議会の委任による専決処分については、報告第12号及び報告第13号をもって、地方自治法第243条の3第2項の規定により、金沢市土地開発公社、公益財団法人金沢国際交流財団、公益財団法人横浜記念金沢の文化創生財団、公益財団法人金沢芸術創造財団、公益社団法人金沢ボランティア大学校、公益財団法人金沢市福祉サービス公社、公益財団法人金沢総合健康センター、一般財団法人石川県金沢勤労者プラザ、公益財団法人金沢勤労者福祉サービスセンター、一般社団法人石川県金沢食肉公社、一般財団法人石川県文化・産業振興基金、株式会社金沢商業活性化センター、公益財団法人金沢コンベンションビューロー、公益財団法人金沢まちづくり財団、一般財団法人石川県県民ふれあい公社、公益財団法人金沢子ども科学財団、公立大学法人金沢美術工芸大学、公益社団法人金沢職人大学校、公益財団法人金沢文化振興財団、公益財団法人金沢市スポーツ事業団、公益財団法人金沢市水道サービス公社の各法人の経営状況については、報告第14号ないし報告第34号をもって、地方独立行政法人法第28条第5項の規定により、公立大学法人金沢美術工芸大学の業務実績に関する評価結果については、報告第35号をもって、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、健全化判断比率及び資金不足比率については、報告第36号をもって、それぞれ報告されておりますことをお知らせいたしておきます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △休会について ○福田太郎議長 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。 明3日から8日までは議案調査のため休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福田太郎議長 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 この際、御通知申し上げます。 次の本会議は、9日午前10時から開きます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △散会 ○福田太郎議長 本日はこれにて散会いたします。     午前10時35分 散会-----------------------------------   〔参照〕-----------------------------------                           平成27年9月2日            議員の派遣について 地方自治法第100条第13項及び金沢市議会会議規則第129条第1項ただし書の規定により、下記のとおり議員を派遣した。                記1 (1) 派遣目的  平成27年度北方領土現地視察 (2) 派遣場所  北海道根室市、北海道羅臼町 (3) 派遣期間  平成27年8月26日から同月28日まで (4) 派遣議員  前 誠一議員、高岩勝人議員               (写)                           発金議議調第72号                           平成27年8月25日                           (2015年) 金沢市長 山野之義様                       金沢市議会議長 福田太郎           議場への出席要求について 地方自治法第121条第1項の規定により、平成27年度金沢市議会9月定例月議会に説明のため貴職及び次の者の出席を求めます。 副市長         丸口邦雄    副市長         濱田厚史 公営企業管理者     桶川秀志    教育委員長       田邊俊治 市長公室長       当田一博    都市政策局長      相川一郎 総務局長        宮本伸一    経済局長        八田 誠 農林局長        村本広之    市民局長        詩丘樹持 福祉局長        平嶋正実    保健局長        越田理恵 環境局長        蚊戸 進    都市整備局長      野口広好 土木局長        浅川明弘    危機管理監       林 昭一 会計管理者       不破 哲    教育長         野口 弘 消防局長        小谷正利    市立病院事務局長    太村正信 財政課長        松田滋人 なお、教育委員長 田邊俊治に代わり、9月2日は教育委員 河野俊寛の、同9日は教育委員 米井裕一の、同10日は教育委員 早川芳子の、同15日は教育委員 岡 能久の出席を求めます。...